脳の手入れしてる?脳コンディショニングでバカ予防しよう!
どうもリッケンです。
妙に頭の悪そうなタイトルですが、最近「脳コンディショニング(著者:加藤俊徳)」という本を読みました。
本書では現代人というものは左脳に頼りすぎていて、右脳を使わなくなったためにバカになりつつあるんだそうです。
左脳依存という現代病
左脳ばっかり使っているとバカになりやすいと伝えている本書。
誰がバカだこのやろう!って言いたくなるかもしれないけど確かに当てはまる節が多く、知らずのうちに病のように左脳依存に蝕まれている自分がいます。
右脳を使っていなかったらどうなるのか
まず右脳とは「記憶」「視覚」「理解」を司る部分なんだそうな。
自分で情報を見て、頭で記憶し、それらをまとめた上で理解するという流れが右脳の役割。
しかしこれらが使われていないので年々「物忘れが激しくなる」なったり、「会話中すぐに言葉が出てこない」、また「物事を並行してできなくなった」など障害が発生してくるのだそう。
そもそもなぜ右脳を使わなくなったのか
元々使っていたはずなのに使わなくなってしまったのには理由があります。
それを本書から引用してみましょう。
この20年の間に育った子供たちはそろばんも書道もしなくなったため、手で書く機会が減り、自分の思考と体の動きを連動させることが少なくなっています。さらに記憶したり行動するといった脳番地の重要なところを、全て外部ディスクに任せています。
つまり、人類は記憶を外部ディスク化する事に舵を切ってしまいました。そのために個々人も劣化したのです。
ここでいう外部ディスクとはスマートフォンやパソコンのことです。
自分で調べ、自分の脳にインプットして理解する行為がパソコンやスマートフォンに取って代わってしまい、自ずと右脳を使うことを放棄してしまっていると作者は警鐘を鳴らしています。
不健康な脳を治すのは思ったより簡単っぽい
由々しき問題ですが、安心してください。
意外と脳の癖を治すのって簡単っぽいです。
例えば「レストランのメニューを文字ではなく写真で判断する」や、「部屋の掃除」、また「五本指ソックスを履く」などなんだそりゃ?て思う調整方ばかりでした。
一つ一つが簡単なんですが、それでも刺激がなかった右脳を起こすのには丁度いいそうです。
一個実感したのが「部屋の掃除」。
これは本当にそう思いました。部屋を片付けるというのは空間をどう利用するのか判断するために右脳を使うそうです。
それだけでなくスッキリした部屋は見た目から安心感を与えてくれて、煩雑じゃないので集中力も上がるそうです。
これは本当に実感してて、一つの作業に没入するときの時間が増えました。
何気に毎日ブログを更新できてるのがその証拠なんですよね。
ものを整理することで、気が散らないし落ち着くしで集中力が増す感じがしてます。
この本を手にとって最初に思ったこと
まとめに書く内容じゃないんですが、これ読んだ時「あ、これ読むの早すぎたわ。」と思いました。
というのもこれ対象としている年齢が30代から、40代の方々なんですね。
とは言っても読んでいけばいくほど全世代が取り組むべきだなと思いました。
脳というのはある程度不便を感じるくらいが丁度良いらしく、何もかもが便利になりつつある現代社会は脳のコンディションを悪くさせてしまうのだそう。
だから脳コンディショニング必要ってわけです!
ちなみにこの本と同時に買ったのがマインドフルネスの本。
瞑想も脳を健康にするためでいえば同義。
瞑想、地味に難しいけど、脳コンディショニングと並行してやっていく価値はあります。
ボケずに100歳生きたいなら絶対脳をおろそかにしないことですね。
ちなみに人間の脳は1ヶ月で変化するらしい。
筋トレよりも成果が出やすいですね。コスパ良すぎ。