お金を「働かせる」ために知らなきゃいけない事
どうもリッケンです。
今年で26歳になるんですが年々不安になっていることがあります。
それはお金のことです。
普通に生きててお金を使うことできても、「お金についてわかってる?」と聞かれたらまじでさっぱりです(学校でも教えてくれないしね)。
とはいえいきなりお金について勉強しようにも何から手をつけていいかわからない。
できるだけ、お金について優しく書かれている本はないのか。
そんな訳で、デヴィッド・ビアンキ著、関 美和訳の「お父さんが教える13歳からの金融入門」を読みました。
これからお金について学びたい人のための良書
「13歳からの」とある通り用語は難しいけど例題やイラストを用いた解説がわかりやすかったのが第一の感想。
テレビの経済コーナーでよく聞く単語(ナスダックやダウ平均とか)を短いけど簡単な言葉で説明してくれているので金融入門書として、これ以上ないと言えるほどの良書ではないでしょうか。
お金と共に生きるための大前提
お金って要するに僕ら人間(社会的文化的生活をする人のことね!)にとって最大のライフラインでパートナーじゃないですか。
お金が全てじゃないけど、何をするにしても社会の中で生きている以上お金と共に生きなきゃなりません。
その為にも著者は身の丈にあった暮らしを徹底すべきだと提唱しています。
そりゃ給料日はちょっとリッチなもの食べるくらいは許されるけど、それを毎日続けられるかってなってくるといつか破綻することはバカでもわかりますよね。
金持ちの証明ーお金を上手に扱うということー
この本を読んで、金持ちに対する考え方が少し変わりました。
もちろん、何かしらの方法で大きく稼ぐ方法を見出した人が金持ちっていうこともあるんですが、上にも書いてある通り、
「身の丈に合った生活」を貫き通せている人ということ。
もっと詳しくいうと、身の丈に合った生活を徹底して、年々貯金額が増えていっている人です。
さらに極端にいえば、お金に支配されるのではなく、逆に支配している人。
お金を働かせるという選択肢。
お金って「使う」か「使わない(貯める)」かの二択じゃないですか。
でも金融を学んでいくと自分の持っているお金を「働かせる」という選択肢が増えるんですよ。
これは素晴らしいことだと思いません?
だって自分の稼いだお金が、種となって芽が出て大きくなってくれるとしたらそれはそれは最高じゃないですか。
でも「お金を働かせる」には知識が足りない。
だからこそ僕らは金融を学んでいかないといけないんだと思いました。
本当にさわりのさわり
この本を小学生のレベルでいうと1年生の教科書といったですね。
しかし小学一年レベル、入門編といっても一筋縄ではいけません。
本当に自分に落とし込むには何度も読み返す、それこそ覚えるくらい読み込むことが必要。
それで初めて「お金という学問」の入り口に立てた気がします。
もっと深く理解するにはこの本の内容を理解して、知識を体系化して行かないと「自分のお金を働かせる」ことってできないです。
まとめ
「お金の話はしちゃいけません!」よく言われてたけど、歳重ねるごとに、いつまでもそう思ってる場合じゃないし、そんな事言う輩にいちいち耳を傾けてる場合じゃない。
巻末で著者が僕らの世代(さらに下の世代)はもっと不遇の時代に見舞われていくだろうとと予想しています。
多分それは本当のことで(ニュースを流し見しててもわかる)、社会保障の破綻だったり、もしかしたら戦争で資産がなくなるというリスクが年々高まっていることを示唆していました。
お金は明日の不安を取り除くための予防薬みたいなもの。
無知って怖いですね。
あと2回は読もうと思います。