【孤独のグルメ】おっさんが飯を食べるだけのドラマに心救われた件
どうもリッケン(@rikken_oka)です。
人生山あり谷ありとはよく言ったもので、今の自分は谷の方にいます。
というのも最近は仕事があまりうまくいっていなく、毎日地味に胃が締まる日々です。
ミスをしないように気を付けるものの、どこかでまたミスをしてしまう。
バケツに開いた穴を閉じたら実は違うところも開いていた。
そういう心境です。
そんな中最近観始めた「孤独のグルメ」第5話に心救われました。
今回はおっさんが飯を食べるだけのドラマに心救われた話です。
孤独のグルメとは
もはや説明不要？
主人公である井之頭五郎が仕事の合間にふらっと入った料理屋でただ飯を食うだけの漫画。
僕の極めて興味を削がれる要約で申し訳ないのですが、淡々と食事をしているシーンと、その時の五郎の心理描写が妙にクセになる中毒性の高い作品であります。
ドラマ版では松重豊さんが主演。
原作のがっしりとした体型の五郎とは違い、長身痩躯な体型の松重豊ですが渋みを含んだ演技が原作の良さをそのまま持ってきつつも俳優の個性が際立つ面白さがあります。
第5話のエピソード
第5話は傷心気味の五郎が杉並区の永福に立ち寄るストーリー。
仕事の相次ぐキャンセルと取引先での大きなトラブルというダブルパンチ。
厄除けで神社にお参りした後常連さんとお茶の約束をするがそれもキャンセル。
五郎「厄除けが効いていないようだ。お賽銭少なかったかなぁ...。」
で、落ち込んだ五郎が来た先は釣り堀。
人気のない釣り堀でおっさんが物思いにふけながら釣りをするだけなのに、魅入ってしまうのは松重豊の演技力のおかげですね。
仕事であったことを思い出しながら落ち込んでいる五郎に感情移入していました。
おじさん「そんな焦ってちゃぁ、釣れるもんも釣れネェよ。人間、焦りは禁物だァ。」
うまく釣れない五郎に対して声かけをする謎のおじさん。
おじさんの言葉に励まされたのか、だんだん気持ちが落ち着いてきた五郎。
そして腹が減る五郎。釣り堀に併設されていた定食屋に入ります。
で、そこに釣り堀にいた謎のおじさんがまた登場。
おじさん「喜びや悲しみは心に染み込むが、怒りってのは心から溢れ出ちまう。」
五郎「（そんな怒ってなかったけど...）」
おじさん「さっきのアンタにゃあ魚だって近よりたがらねぇさ 。」
急に謎の名言きた。
おじさんの名言（？）に対しての五郎が冷静すぎて笑いました。
とんだ炭水化物祭り！親子丼と焼うどん、デザートにおしるこ
今回のメニューは親子丼と焼うどん、極め付けにおしるこ。
思ったより定食も充実しているというモノローグに対して、親子丼と焼うどんというそこそこ異色な組み合わせを迷わず注文する潔さ。
これも孤独のグルメならではですね。
豚肉と豚汁がダブってしまったり（原作1巻）、むかごとコロッケで芋がダブってしまったり（原作2巻）。
今回は炭水化物をダブらせてました。そういうお茶目さもゴローちゃんならでは！
しかしまぁ、糖質制限中の自分にはとんだ飯テロ...。
飯を食ってる時の心理描写が素晴らしい
物語の醍醐味である、食事シーン。
やっぱり心理描写の素晴らしさはどのグルメ漫画においても孤独のグルメには勝てない気がします。
焼うどんを食べながら
五郎「（焼きそばと迷ったがこっちで正解。ふくよかだ。）」
この心理描写いい、うどんの良さが表現されてました。
次うどん食べた時はこの「ふくよか」を使いたい。
親子丼を食べながら
五郎「（卵が甘いってなんか慰められるな。）」
親子丼を食べてる時。甘い味付けは慰めの味か...。
沖縄だと甘い卵は受け入れ難いですが、なんかこう食べたくなってくるなぁ。
おしるこ
ほどよい甘み 小豆控えめ お餅がドーン！
「お餅がドーン！」って良いですね。
小さいお椀の中に入ってる餅の存在感が際立ってます。
少ないけど、満足度が高そうな良き表現...。
五郎「（あぁ〜生き返る...。身も心もリセットされたぞ。）」
あったかくて甘くてお腹にたまるものって気持ちが豊かになるよなぁ。
確かにリセットされるかもしれない...。
餅をはぐはぐしてる松重豊がなんか可愛く見えてきた...。
うまい飯を食べて気を取り戻していく五郎に元気をもらった
落ち込んでいたけどうまい飯を食べて復活した五郎。
食事を通して気持ちが豊かになっていくシーンはなんか見てて心救われました。
うまそうに飯を食うって本当に大事だなぁ。
感情は伝染するといいますが、良い表情で演技をする松重豊に今回は救われました。
ドラマで心救われることってあるんだなぁ。
とりあえず頑張る
色々仕事に対する気持ちはあるけど、やっぱりネガティブな気持ちをそのままにしておくのは良くないよね。
ちょっとリセットを図ろう！
